口内炎が2週間以上治らないときは?口腔がんのチェックポイントを優介先生が解説【越谷市】

「口内炎がなかなか治らない」

「舌や頬の内側に、赤い部分や白い部分がある」

このようなお口の変化に気づいたことはありませんか?

口内炎や粘膜の変化にはさまざまな原因がありますが、なかには口腔がんのサインが隠れていることもあります。

今回は、かみむら歯科・矯正歯科クリニックの優介先生が、お口の中で見逃したくない4つのチェックポイントについて解説します。

口腔がんとは?

口腔がんは、舌や歯ぐき、頬の内側など、お口の中にできるがんです。

口腔がんでは、粘膜の色や形が変化したり、しこりができたり、口内炎のような症状が長く続いたりすることがあります。初期には痛みがほとんどない場合もあり、口内炎だと思って見過ごしてしまうこともあります。

大切なのは、いつもと違う変化に気づき、気になる症状を放置しないことです。

見逃したくない4つのチェックポイント

① 色:赤や白に変化していませんか?

舌や頬の内側、歯ぐきなどに、周囲と比べて赤くなっている部分や、白く変化している部分がないか確認しましょう。

赤や白の変化があるからといって、必ずしも口腔がんとは限りません。しかし、気になる変化がある場合は、自己判断せずにご相談ください。

② 形:不定形な部分はありませんか?

お口の中にできた傷や、赤く・白く変化している部分の形が不規則な場合は注意が必要です。

大きさや形が変化している、以前より広がっているように見えるときも、歯科医院に相談しましょう。

③ 硬さ:周囲に硬い部分やしこりはありませんか?

お口の中の傷やできものの周囲が硬くなっていたり、しこりのようなものがあったりする場合も、確認したいポイントです。

気になる部分を強く押したり、繰り返し触ったりせず、歯科医院で診てもらいましょう。

④ 期間:口内炎が2週間以上治らない

口内炎だと思っていたものが、2週間以上たっても治らない場合は、早めに歯科医院へご相談ください。

また、2週間を待たずに、大きくなる、出血する、硬さがあるなど気になる変化がある場合も、早めの受診をおすすめします。

口腔がんはどこにできるの?

口腔がんは、次のような場所にできることがあります。

  • 舌の側面や裏側
  • 歯ぐき
  • 頬の内側
  • 舌の下
  • お口の中の上あご側

普段の歯みがきでは見えにくい部分もあるため、鏡を使ってお口全体を確認することが大切です。

自分でできるお口のチェック

明るい場所で鏡を見ながら、舌、頬の内側、歯ぐきなどに、赤い部分や白い部分、傷、腫れなどがないか確認してみましょう。

気になる部分を見つけたら、いつからあるか、大きさや色が変わっているかを歯科医師に伝えると、診察の参考になります。

なお、セルフチェックだけで病気を判断することはできません。見えにくい場所もあるため、定期的な歯科受診とあわせて行いましょう。

よくあるご質問

Q. 口内炎が2週間治らないと、口腔がんですか?

必ずしも口腔がんというわけではありません。口内炎やお口の粘膜の変化には、さまざまな原因があります。

ただし、見た目だけでご自身が判断することは難しいため、2週間以上治らない場合は歯科医院に相談してください。

Q. 痛みがなくても受診したほうがよいですか?

はい。口腔がんは、初期には痛みなどの症状が目立たないこともあります。痛みがなくても、色や形の変化、しこりなどが気になる場合はご相談ください。

Q. 歯科医院ではどのように対応しますか?

まずは、お口の中の状態や症状が続いている期間などを確認します。必要に応じて、詳しい検査ができる医療機関への受診をご案内します。

越谷市で口内炎やお口の変化が気になる方へ

かみむら歯科・矯正歯科クリニックでは、歯や歯ぐきだけでなく、お口の中の変化にも目を向け、患者さまのお口の健康をサポートしています。

「口内炎が長引いている」

「舌や頬の内側の色が気になる」

「お口の中に硬い部分がある」

そのようなお悩みがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

お口の小さな変化に気づくことが、大切な健康を守る一歩になります。

かみむら歯科・矯正歯科クリニック

参考情報

執筆者:上村 英之(Hideyuki Kamimura)
医療法人社団マハロ会 理事長 / 日本抗加齢医学会 専門医

歯科医師として「予防歯科を通じた全身の健康と幸福」を追求し、東京・千葉・埼玉に5つの大規模歯科医院を展開。
日本抗加齢医学会専門医をはじめ、日本アンチエイジング歯科学会認定医、日本禁煙学会認定指導医、日本口臭学会認定医など、予防・未病改善に関する数多くの専門資格を保持する。 一口腔単位の治療にとどまらず、ドライマウスや口臭外来、生活習慣改善までを網羅する包括的歯科医療を実践。
著書に『歯を健康にしてアンチエイジングを手に入れる方法』、『歯科革命3.0』があり、歯科医療と長寿社会の融合を提唱。現在は一般社団法人日中友好予防歯科協会 理事長として、アジア圏における予防医学の普及と歯科医療のDX化を牽引している。