食べたいものを食べられていますか?

食べたいものをなんでも美味しく食べられるという事は人生においてかけがえのない楽しみです。しかし虫歯や歯周病等で歯を失うと食べられるものに制限ができて食べたいけど食べられないという悲しい現象が起きてしまいます。

本当はステーキが食べたいのに噛めないから柔らかいうどんや雑炊みたいなものばかりを食べているという方はいらっしゃいませんか?食べたいものが食べられないということは体が欲している栄養素が取り込めないということにつながり栄養バランスが崩れるということも言えます。やわらかい食べ物はうどんやご飯のように炭水化物系が多くなり野菜やお肉が減ってくるとビタミンやタンパク質の摂取が少なくなります。栄養のバランスという点でも食べたいものをなんでも食べられる口腔内環境を整えるということは重要なこととなります。

そのためには歯を失わないよう日頃から予防に取り組むことが何より重要ですが歯を失ってしまったらそのまま放置せずに入れ歯やブリッジ、インプラント等で噛める体制を整えておくということも重要です。失った歯の修復にあたり入れ歯、ブリッジ、インプラントの3つの方法にはそれぞれメリット、デメリットがあるのでかかりつけの歯科医師とよく相談し自分に合った方法で修復してもらうと良いでしょう。

医療法人社団マハロ会理事長でアンチエイジングの専門医として東京、千葉、埼玉に大規模歯科クリニックを5医院運営、法人理念は「予防歯科を通じて国民の健康と幸福に寄与する」ことをスローガンとし「歯を健康にしてアンチエイジングを手に入れる方法「歯科革命3.0」など予防に関する書籍を執筆、現在は一般社団法人日中友好予防歯科協会理事長として中国での予防歯科の普及にも尽力している。