日本も本腰を入れた禁煙対策を

お酒は「百薬の長」などと言われますがタバコは「百害あって一利なし」と言われます。まさにタバコに関してはその通りで呼吸器系の疾患はもとより全身の健康を蝕む原因とされています。それだけではなく本ブログでも再三、タバコが虫歯や歯周病のリスクを高めることも申し上げてきました。このような健康被害をもたらすタバコに対して海外での取り組みとしてはタバコパッケージに健康被害を想起させるような大変辛辣なデザインでタバコ購入者に対して注意喚起しています。

かたや日本のタバコパッケージはオシャレでデザイン性が良いため若者や女性に対してタバコへの敷居を低くしているという側面があるかと思います。日本でも海外に見習ってタバコパッケージに健康被害を訴えかけるデザインを採用すれば喫煙を思い留まる人も一定数でるのではないでしょうか。タバコには依存性があるためなかなかやめられないと思っている方も多いことと思いますが今は禁煙外来で昔に比べてやめやすくなってきています。タバコが健康に良くないと思っていてもなかなかやめられないという方は是非、禁煙外来のクリニックの門をたたいてみてください。意外と簡単にやめられるかもしれません。そして禁煙は思いたった日が吉日で早くやめればやめるほどるほど健康をいち早く取り戻すことができます。健康のために是非禁煙に取り組みましょう。

医療法人社団マハロ会理事長でアンチエイジングの専門医として東京、千葉、埼玉に大規模歯科クリニックを5医院運営、法人理念は「予防歯科を通じて国民の健康と幸福に寄与する」ことをスローガンとし「歯を健康にしてアンチエイジングを手に入れる方法「歯科革命3.0」など予防に関する書籍を執筆、現在は一般社団法人日中友好予防歯科協会理事長として中国での予防歯科の普及にも尽力している。