当院ではガマ種治療にはOK-432局所注入療法をおすすめしております。

ガマ腫とは、唾液腺が詰まり正常に出なくなることによって唾液が溜まって腫れる病気のことです。ガマガエルがのどを膨らませた感じに似ていることからそう呼ばれています。 口の底の部分が腫れる舌下型と顎の下の部分が腫れる顎下型もあり頻度は舌下型の方が多いです。

一般的に行われる治療方法は唾液が溜まらないように袋を破って開いてしまう開窓手術という外科療法です。局所麻酔で出来る簡単な手術ですが、術後に痛みを伴うことが多いことと、再発することが多いのが欠点です。それに対し、かみむら歯科・矯正歯科クリニックの口腔外科部長、西原(日本口腔外科学会専門医・指導医)先生は、OK-432(ピシバニールR)を使った局所注入療法を行っており患者さんに負担をかけることなく簡単により良い治療成績をあげています。

西原先生はガマ種治療におけるOK-432局所注入療法においては全国でもトップクラスの症例数をこなしており日本全国から多くの患者さんが来院しています。一回の投与で治癒することも多いですが、潰れたりすると効果が得られないため、複数回、投与を必要とすることもあります(平均すると舌下型で1.7回、顎下型で2.0回の投与回数)。

なお、この治療方法は歯科では保険適応が受けられないため、初回治療時に1.4万円、2回目以降は7千円の自費診療となります。ガマ種でお悩みの方は是非ご相談ください。

医療法人社団マハロ会理事長でアンチエイジングの専門医として東京、千葉、埼玉に大規模歯科クリニックを5医院運営、法人理念は「予防歯科を通じて国民の健康と幸福に寄与する」ことをスローガンとし「歯を健康にしてアンチエイジングを手に入れる方法「歯科革命3.0」など予防に関する書籍を執筆、現在は一般社団法人日中友好予防歯科協会理事長として中国での予防歯科の普及にも尽力している。