口腔がんが疑われたら口腔内蛍光観察装置で診察を

口腔内蛍光観察装置とは、特殊な青色光を患部に照射しその反射光の色によって組織の異形成の有無を観察する装置です。上皮異形成組織や炎症があると青色光を反射することなく、光を吸収してしまうため暗色として見えます。病変組織を発見することができる装置で診断は歯科医師が行います。問診、触診、視診を行い必要性があると歯科医師が判断したら口腔内蛍光観察装置を使い診断を行います。口腔内に気になるできものや治りの悪い口内炎のようなものがあれば放置せずに早めに診察を受けるようにしましょう。

医療法人社団マハロ会理事長でアンチエイジングの専門医として東京、千葉、埼玉に大規模歯科クリニックを5医院運営、法人理念は「予防歯科を通じて国民の健康と幸福に寄与する」ことをスローガンとし「歯を健康にしてアンチエイジングを手に入れる方法「歯科革命3.0」など予防に関する書籍を執筆、現在は一般社団法人日中友好予防歯科協会理事長として中国での予防歯科の普及にも尽力している。