【学会レポート】第26回日本抗加齢医学会総会に参加してきました!

皆様、こんにちは。かみむら歯科・矯正歯科クリニック理事長の上村です。

2026年6月26日(金)から28日(日)までの3日間、パシフィコ横浜 ノースにて開催された「第26回日本抗加齢医学会総会」に深く参加してまいりました。

日本抗加齢医学会は、単に「若返り」を目指すだけでなく、いかに健康寿命を延ばし、生涯を生き生きと過ごすかを科学的に探求する、日本でも最大級の医学会です。私は「日本抗加齢医学会専門医」として、毎年この総会で最先端のエビデンスに触れることを非常に大切にしています。

今回の学会でも、明日の臨床に直結する素晴らしい知見や、最新のテクノロジーを活用したアンチエイジングアプローチについて、多くの刺激を受けてきました。

■ なぜ、歯科医師が「アンチエイジング」なのか?

「歯医者とアンチエイジングに何の関係があるの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、実は「お口の健康」こそが、全身のアンチエイジングの最前線なのです。

お口の中を健康に保つことは、全身の老化を予防する上で以下のような極めて重要な役割を果たしています。

・「噛むこと」が脳と全身を活性化する

しっかりと噛んで食事ができることは、脳への血流を促し、認知症のリスクを下げるだけでなく、消化吸収を助けて内臓の負担を軽減します。

・歯周病コントロールによる「慢性炎症」の遮断

歯周病は、全身に微小な炎症を引き起こす原因となります。この「慢性炎症」こそが、血管の老化(動脈硬化)や糖尿病、さらには全身の加齢性疾患を加速させることが分かってきています。

・見た目の若々しさと心の健康

美しい歯並びや輝く白い歯、そしてしっかりと支えられた口元は、審美的な若々しさ(見た目のアンチエイジング)をもたらし、前向きで活力ある毎日を支えます。

当院が日頃から取り組んでいる、AIなどのデジタル技術を駆使した精密な診断や、徹底した予防歯科・歯周病治療、外見と機能の両面を整える矯正治療は、すべて「患者様の健康寿命を延ばすためのアンチエイジング医療」そのものなのです。

■ 学会で得た知見を、これからの診療へ

今回の総会では、最新の細胞レベルでの老化研究から、食事・睡眠・運動といった生活習慣がもたらす遺伝子発現の変化まで、多角的な議論が行われました。

これらの一歩進んだ予防医学・アンチエイジングの考え方を、かみむら歯科・矯正歯科クリニックの毎日の診療や、皆様への情報提供にどんどん還元していきたいと考えております。

「いつまでも自分の歯で美味しいものを食べ、笑顔で健康に暮らしたい」

そんな皆様の願いに寄り添い、これからも一人の歯科医師として、あるいは抗加齢医学の専門医として、常に最先端の医療を提供できるよう学びを止めることなく精進してまいります。

お口のこと、そして全身の健康やエイジングケアについて気になることがあれば、どうぞお気軽に外来にてご相談ください。

かみむら歯科・矯正歯科クリニック

理事長(日本抗加齢医学会専門医 / 日本アンチエイジング歯科学会認定医)

執筆者:上村 英之(Hideyuki Kamimura)
医療法人社団マハロ会 理事長 / 日本抗加齢医学会 専門医

歯科医師として「予防歯科を通じた全身の健康と幸福」を追求し、東京・千葉・埼玉に5つの大規模歯科医院を展開。
日本抗加齢医学会専門医をはじめ、日本アンチエイジング歯科学会認定医、日本禁煙学会認定指導医、日本口臭学会認定医など、予防・未病改善に関する数多くの専門資格を保持する。 一口腔単位の治療にとどまらず、ドライマウスや口臭外来、生活習慣改善までを網羅する包括的歯科医療を実践。
著書に『歯を健康にしてアンチエイジングを手に入れる方法』、『歯科革命3.0』があり、歯科医療と長寿社会の融合を提唱。現在は一般社団法人日中友好予防歯科協会 理事長として、アジア圏における予防医学の普及と歯科医療のDX化を牽引している。