口内炎について

口内炎の症状は軽度なものから重度なものまでさまざまあります。単発に出来るものもあれば複数広範囲に出来るものもあり痛みやしみなど不快な症状を引き起こします。

口内炎の中でも一番多くみられる口内炎はアフタ性口内炎で「慢性的な刺激」「免疫力低下」「睡眠不足」「栄養不足」などが主な原因と考えられています。

性状は白や黄色の膜で覆われた2~10ミリ程度の境界明瞭な潰瘍で通常は1~2週間程度で消えて治ってしまいます。これは粘膜や皮膚の新陳代謝が2週間で完了することに由来します。

逆になかなか治らない時や繰り返し同じ場所に口内炎ができる場合は、ベーチェット病や口腔癌などを疑う必要が出てきます。その場合はたかが口内炎などと思わずに躊躇なく歯科医院を受診することをおすすめします。

医療法人社団マハロ会理事長でアンチエイジングの専門医として東京、千葉、埼玉に大規模歯科クリニックを5医院運営、法人理念は「予防歯科を通じて国民の健康と幸福に寄与する」ことをスローガンとし「歯を健康にしてアンチエイジングを手に入れる方法「歯科革命3.0」など予防に関する書籍を執筆、現在は一般社団法人日中友好予防歯科協会理事長として中国での予防歯科の普及にも尽力している。