上村優介院長ブログ 「むし歯にならないために」

口の中では「脱灰(だっかい)」と「再石灰化(さいせっかいか)」が常に歯に対してせめぎ合いをしていて、
バランスが崩れて「脱灰」に大きく傾くと歯に穴が空いてしまいます。
 
 
「脱灰」は簡単に言えば歯が溶けることです。むし歯菌が食べ物の中の糖分を餌に作る酸が
歯のカルシウムやリンを溶かすことを言いやがて歯に穴があいてしまいます。
歯に穴が空く一歩手前の状態を「初期むし歯」といいこの状態であれば、まだ修復することが可能で
この修復を助ける作用を「再石灰化」といいます。
「脱灰」しても口の中の唾液が、溶け出したカルシウムやリンを歯の表面に戻す働きをしてくれるのです。

 
 
 
 
 
 
 
 
「再石灰化」を促す方法として
1・食べ物を噛むことで唾液の分泌が促進される
 
2・キシリトールの利用
 
3・歯科医院での定期的なフッ素塗布とフッ素配合の歯磨剤の利用
 
4・食生活の改善
 
などがあります。興味がある方は詳しくご説明致しますのでご来院頂いてお気軽にご相談ください。

医療法人社団マハロ会理事長でアンチエイジングの専門医として東京、千葉、埼玉に大規模歯科クリニックを5医院運営、法人理念は「予防歯科を通じて国民の健康と幸福に寄与する」ことをスローガンとし「歯を健康にしてアンチエイジングを手に入れる方法「歯科革命3.0」など予防に関する書籍を執筆、現在は一般社団法人日中友好予防歯科協会理事長として中国での予防歯科の普及にも尽力している。