口臭の分類

口臭について解説いたします。まず口臭は生理的口臭と病的口臭に大きく分類されます。まず生理的口臭とは起床時や空腹時、女性の場合生理時やその前後ホルモンバランスの不調により発生する口臭の事を言います。また、食べ物由来の口臭としてニンニク、ニラ、ネギ、など臭いの強いものを食べたあとの口臭や喫煙者独特のタバコ臭、お酒を飲んだあとの二日酔い時の口臭なども生理的口臭に分類されます。

これに対し病的口臭とはおもに原因が口の中にあるものと全身の病気に由来するものに大きく分かれます。口が原因の口臭にはおおきな虫歯を放置していたり歯周病、舌苔、口腔清掃不良、ドライマウスなどが原因としてあげられますがそのうち大部分が歯周病による口臭と言われ80%くらいが歯周病が原因の口臭と言われています。歯周病が進行すると歯周ポケット内で歯周病菌が繁殖し菌が代謝の過程で出すメチルメルカプタンという揮発性硫黄化合物が口臭のもとになるのです。

全身疾患由来のものにはアデノイドや慢性副鼻腔炎などの耳鼻科系の病気、糖尿病、肝臓疾患、癌などが原因のもの、またはストレスによって口臭が出る場合もあります。これらが全身疾患由来の口臭ということになります。

その他、心理的口臭症又は仮性口臭症といって実際は口臭はそれほど強くないのに自分自身で強い臭いがあると思い込んで悩む病態もあります。

いずれにしても口臭は複合的な原因から成り立っていることが多いため、どこに原因があるのかを突き止め治療をしていかなければなりません。

口臭治療は口臭に対し高い見識を持った歯科医院で診てもらうことをおすすめします。日本口臭学会ホームページなどを参考にすると良いでしょう。越谷のかみむら歯科・矯正歯科クリニックには日本口臭学会認定歯科医師や認定歯科衛生士が在籍しておりますのでお気軽にご相談ください。

執筆者:上村 英之(Hideyuki Kamimura)
医療法人社団マハロ会 理事長 / 日本抗加齢医学会 専門医

歯科医師として「予防歯科を通じた全身の健康と幸福」を追求し、東京・千葉・埼玉に5つの大規模歯科医院を展開。
日本抗加齢医学会専門医をはじめ、日本アンチエイジング歯科学会認定医、日本禁煙学会認定指導医、日本口臭学会認定医など、予防・未病改善に関する数多くの専門資格を保持する。 一口腔単位の治療にとどまらず、ドライマウスや口臭外来、生活習慣改善までを網羅する包括的歯科医療を実践。
著書に『歯を健康にしてアンチエイジングを手に入れる方法』、『歯科革命3.0』があり、歯科医療と長寿社会の融合を提唱。現在は一般社団法人日中友好予防歯科協会 理事長として、アジア圏における予防医学の普及と歯科医療のDX化を牽引している。