国際歯周内科学研究会大阪学術大会/平成29年4月16日(日)

平成29年4月16日(日)
国際歯周内科学研究会大阪学術大会
@千里ライフサイエンスセンター
 
国際歯周内科学研究会大阪学術大会に当院勤務医の岸先生と参加して参りました。
 
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※勤務医の岸先生
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今回特筆すべきは、特別講演の日本糖尿病学会学会専門医である西田亙先生による
「歯周組織と全身の関わり」内科的視点こそが日本の歯科界を救うでした。
 
先生は内科医でありながら歯周病と糖尿病の関連に大変造詣が深く、
開業医として内科医的な視点から歯科界に様々な提言をして頂ける大変貴重な存在です。
 
歯周病は、肥満と同様慢性炎症であり、炎症性サイトカインを分泌することによりインスリン抵抗性をもたらし、
結果血糖値を上昇させることがわかっています。
 
また先生の日常の診療の中で日々の歯周病治療が糖尿病治療において
インスリンにもまさる劇的な効果をあげている事実を様々な症例を通して提示して頂き、
あらためて衝撃を受けました。
 
口腔の健康維持を担う我々歯科医師が全身の健康に寄与しているという自覚を再認識し
明日からの診療の糧にし益々精進していく所存です。
 
 
会場は熱気ムンムン
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関連商品の展示ブースもご覧の通りの人だかり
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ポスター発表も内容が濃く勉強になりました。
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医療法人社団マハロ会理事長でアンチエイジングの専門医として東京、千葉、埼玉に大規模歯科クリニックを5医院運営、法人理念は「予防歯科を通じて国民の健康と幸福に寄与する」ことをスローガンとし「歯を健康にしてアンチエイジングを手に入れる方法「歯科革命3.0」など予防に関する書籍を執筆、現在は一般社団法人日中友好予防歯科協会理事長として中国での予防歯科の普及にも尽力している。