静脈内鎮静法(じょうみゃくないちんせいほう)静脈内鎮静法(じょうみゃくないちんせいほう)
静脈内鎮静法(じょうみゃくないちんせいほう)静脈内鎮静法(じょうみゃくないちんせいほう)

 
「目が覚めたら、治療が終わっている」
痛い治療・怖い治療を避ける方法、あります!
~静脈内鎮静法(じょうみゃくないちんせいほう)

 

「もう歯医者で『怖い思い』をしたくない、コリゴリだ」
「親知らずを抜くのがすごい大変だったと、知り合いから聞いたので心配で・・」

こんなお声をよく伺います。
「抜歯」「インプラント」は、歯医者さんでの治療の中でも患者さんが嫌がる「二大治療」だということは、重々承知しております。

「そんな患者さんに、楽に治療を受けてもらえる方法はないものだろうか・・」
当院は考えました。
そのような患者様のために、とっておきの「いい方法」があったのです。
それは、「静脈内鎮静法(じょうみやくないちんせいほう)」です。

「え?なにそれ?」
「静脈内鎮静法(じょうみやくないちんせいほう)」とは、麻酔の方法のひとつで、治療を始める前にリラックスできるお薬を点滴で入れる方法です。
すると、気持ちがリラックスして寝てしまいます。
目が覚めたら治療が終わっています。

「麻酔って、結構大変なんじゃないの?」
「静脈内鎮静法」は、完全に意識を無くさせて呼吸も止める(人工呼吸をさせる)「全身麻酔」とは違い、自分で呼吸をしたまま呼びかけにも答えられる状態を保つように薬の量を調整します(当院ではコンピューターが随時、麻酔薬の血中濃度を随時予測して、自動的に量を調整するTCIポンプという特別な機械を使用しています)。
呼びかけに答えられる状態ではありますが、ほとんどの患者さんは、術中のことを覚えておりません。
「寝ぼけたときに話しかけられた事を覚えていない」ということと同じ様な状況になります。

とはいえ、麻酔をする歯科医師には「経験値」が必要です。
当院には、医学博士、且つ歯科医師である口腔(こうくう)外科専門医・指導医がおりますので、安心してお任せください。
大学病院などでも麻酔時の全身管理(血圧や心拍数を診ながら、麻酔をした患者さんの全身状態を診ること)を数多くこなし(全身麻酔約200症例、静脈内鎮静法も数百症例)、学位も静脈内鎮静法の研究で取っています。

怖い思いをすると、血圧も上がります。
リラックスして歯科治療を受けられると思うと、気持ちが楽になり、血圧も安定します。
「歯医者さんが怖い」と思われている方、一度ご検討くださいませ。

 

適応になる治療/料金

当院では、抜歯とインプラントの「外科治療」に限って、静脈内鎮静法をすることができます。(どちらも自費診療になります)
また、抜歯に関しては、傷の治りが早くなるCGF(※)治療も含んでの料金になっております。

抜歯:80,000円(税別)

料金に含まれるもの
・採血
・静脈内鎮静法
・抜歯
・CGF(※)療法

(※)CGF(Concentrated Growth Factors)
完全自己採血による血小板濃縮フィブリン製剤として、再生医療の分野で応用されています。
CGFとは、患者さんから採血した血液を遠心分離器にかける事で得られる、血小板・成長因子が豊富に含まれた完全自己血液由来のフィブリンゲルの事です。
このフィブリンゲルを、抜歯後にあいた穴や、インプラント埋入時に使用する事で痛みを軽減し・治りを早める効果があります。
完全に患者さん自身の血液から作るため、体に合わないなどの拒絶反応やアレルギーなどもありません。
ただし、痛みの軽減度、治癒促進度については個人差があることはご了承下さい。
※実際にどうするかは、CGFって、実際何をするの?をご参照ください。

インプラント:60,000円(税別)

インプラント治療時に「静脈内鎮静法」を行います。
※インプラント治療費は別途

 

CGFって、実際何をするの?

1.静脈から血液を取ります

歯科では20cc程度(多くても40cc程度)採血します。
血液検査のときと同じくらいと思っていただいて、大丈夫です。


2.採血した血液を、遠心分離機で遠心分離します


3.血球部分と血漿(けっしょう)部分に分けます

一番上の黄色の透明部分:血漿です。血漿は血小板、増殖因子の濃度によって3つに分けられ、一番下の部分が血小板増殖因子を多量に含む部分、これがまさにCGFになります。
真ん中:白血球
一番下:赤血球(赤い部分)


4.必要な血漿部分を手術部分に使います

詳しくは、下記ページをご覧ください。
マハロ会の安心安全の再生医療(CGF)

 

こんな方にお勧めします~静脈内鎮静法の適応症

  • ●歯科治療に恐怖心の強い方
  • ●嘔吐反射(口の中に器具が入ると反射的にオエッとなる)の強い方
  • ●治療中に気分が悪くなったことがある方、脳貧血を起こしたことのある方
  • ●高血圧症、心臓病、糖尿病などの病気で、全身管理が必要な方
  • ●リラックスして、楽に歯科治療を受けたい方

 

静脈内鎮静法の注意事項

  • ●処置開始6時間前からは固形物の摂取は出来ません。また、処置開始2時間前からは飲水も出来ません。(処置中に嘔吐した場合、吐物が気管へ流れ込むのを防ぐため)
  • ●楽な服装でご来院ください。
  • ●お帰りの際、ご自身での自動車・バイク・自転車等の運転は避けてください。原則として付き添いの方と一緒に帰宅していただきます。
  • ●帰宅後、眠気やふらつきが出ることがあるので、無理をせず横になってお休みください。
  • ●風邪などで体調がすぐれない場合には、ご相談ください。

詳しくは、下記書類をご覧ください。
静脈内鎮静法についての説明・静脈内鎮静法承諾書

 

口腔外科の先生って、どんな先生?

静脈内鎮静法のスペシャリストは、こんな先生です。
インタビューの中から、一部抜粋しましたので、ご覧ください。

親知らずについて

西原:埋まっている親知らずだけで、一年間に3~400本抜いています。
「こういう状況ならこうすれば抜ける、ああすれば抜ける」というコツは、経験がないとわかりません。
「大学病院に行かないと抜けませんよ」と言われた人も、当院で全く問題なく抜けます。
僕は、下の親知らずが生えてこなかったので、自分で上の親知らずを抜きました。
感覚で分かりますから、鏡も見ずに抜けました。

麻酔について

西原:僕の医学博士の論文の内容というのは「静脈麻酔中の全身の変動」、例えば血圧とか心拍数とか手に汗をかくとか、そういうことを診て安全に治療するには何を見たらいいのか?という研究で学位をとっています。
口腔外科の人間は、もともと全身の管理をしてきているので、歯科治療をするときに「心臓か悪い」という患者さんでも、安全に治療できます。
大学病院にいるときは、麻酔医だと思われていたときもありました。

インプラントのこと

西原:大学病院でインプラント外来をやっていました。
現在は、非常勤講師として先生方を指導する立場でもあります。