【2026年6月施行】厚労省のキャンセルに関する新指針と、当院の今後の対応について

いつも当院をご利用いただき、誠にありがとうございます。

2026年3月27日、厚生労働省より「療養の給付と直接関係ないサービス等の取扱いについて」の一部改正が通知されました。これにより、2026年6月1日より医療機関におけるキャンセル料のルールが大きく変わります。

本日は、この最新の通知内容と、それに対する当院の考え方を詳しくお伝えいたします。

1. 2026年3月の厚労省通知で決まったこと

これまで、医療機関(特に保険診療)におけるキャンセル料の取り扱いは法律上グレーな部分がありました。しかし今回の通知により、「適切なルールのもとであれば、保険診療であってもキャンセル料を徴収できる」ということが明確化されました。

主な改正ポイントは以下の通りです。

• 施行日: 2026年6月1日より

• 目的: 予約の無断キャンセル等による、他の患者様の受診機会の損失を防ぐため

• 条件: キャンセル料を徴収する場合、「事前に金額や条件を掲示すること」「患者様の同意を得ること」「厚生局への届け出を行うこと」などが義務付けられました。

2. 当院の方針:それでも「今は徴収いたしません」

この通知を受け、全国の多くの医療機関でキャンセル料の導入が検討されています。

しかし、当院では現時点において、原則としてキャンセル料を徴収する予定はございません。

その理由は、当院と患者様との「信頼関係」を何よりも大切にしたいからです。

急な体調不良やお仕事のやむを得ない事情があることは、重々承知しております。「もし行けなかったらお金がかかる…」という不安を感じることなく、前向きに治療に取り組んでいただきたい。それが私たちの願いです。

3. ただし、以下のような場合は検討を始めます

当院は、患者様お一人おひとりに最適な治療を行うため、十分な機材の準備とスタッフの配置を行い、大切な「診療時間」を確保しています。

そのため、もし以下のような状況が続き、他の患者様の診療や医院運営に深刻な支障をきたすと判断した場合には、心苦しいのですがキャンセル料の徴収に向けた検討を開始させていただきます。

・度重なる当日キャンセルや、直前の変更が繰り返される場合

・連絡なく来院されない「無断キャンセル」

・意図的な予約の占有など、マナーを逸脱した行為

4. より良い歯科医療を皆様へお届けするために

私たちの目標は、地域で一番安心して通える歯科医院であり続けることです。

皆様がスムーズに、そして質の高い治療を受けられる環境を守るため、以下の2点にご協力をお願いいたします。

• ご予約日時の再確認をお願いします

• やむを得ない変更は、できるだけ早めにご連絡ください

早めにご連絡をいただければ、その時間に「歯が痛くて困っている方」を一人でも多くお助けすることができます。

皆様の温かいご理解とご協力が、より良い歯科医療の提供につながります。

これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。

【クリニック情報】

• 医院名: かみむら歯科・矯正歯科クリニック

• 住所: 埼玉県越谷市相模町3-246-1(駐車場40台完備、昼休みなしで診療)

048-988-1182

• 診療内容: 一般歯科、小児歯科、矯正歯科、歯科口腔外科、予防歯科、インプラント、インビザライン、口臭治療、訪問歯科

執筆者:上村 英之(Hideyuki Kamimura)
医療法人社団マハロ会 理事長 / 日本抗加齢医学会 専門医

歯科医師として「予防歯科を通じた全身の健康と幸福」を追求し、東京・千葉・埼玉に5つの大規模歯科医院を展開。
日本抗加齢医学会専門医をはじめ、日本アンチエイジング歯科学会認定医、日本禁煙学会認定指導医、日本口臭学会認定医など、予防・未病改善に関する数多くの専門資格を保持する。 一口腔単位の治療にとどまらず、ドライマウスや口臭外来、生活習慣改善までを網羅する包括的歯科医療を実践。
著書に『歯を健康にしてアンチエイジングを手に入れる方法』、『歯科革命3.0』があり、歯科医療と長寿社会の融合を提唱。現在は一般社団法人日中友好予防歯科協会 理事長として、アジア圏における予防医学の普及と歯科医療のDX化を牽引している。