特別養護老人ホームでの講演|対応困難患者への訪問歯科・口腔ケアの実践と心構え

【講演報告】特別養護老人ホーム「えくぼ」にて

対応困難な高齢者への口腔ケアについてお話ししました

埼玉県越谷市のかみむら歯科・矯正歯科クリニックでは、地域に密着した訪問歯科診療を行っており、高齢者施設や在宅療養中の患者様へのお口の健康サポートに力を入れています。

このたび、特別養護老人ホーム「えくぼ」様にて、介護職員の皆さまを対象に「対応困難患者に対する口腔ケアの対応技術と心構え」

というテーマで講演をさせていただきました。

講演では、認知症や身体的障害などにより口腔ケアや治療への協力が難しい高齢者の方々に対し、現場でどのように対応すればよいのか、当院の訪問歯科診療で実践している技術や工夫を中心にご紹介しました。

たとえば、

・身体拘縮のある方へのポジショニングの工夫

・認知症の進行度に応じたコミュニケーションのとり方

・口腔ケアに対して強い拒否がある方への声かけのタイミング

など、すぐに現場で実践できる対応法を具体的にお伝えしました。

また、口腔ケアは医療者だけで完結するものではなく、介護スタッフとの連携がとても重要です。歯科と介護が一つのチームとして連携することで、ご本人にとってより安心で安全なケアが提供できることを改めて実感しました。

かみむら歯科・矯正歯科クリニックでは、越谷市を中心に草加市・八潮市・三郷市など、埼玉県内広域で訪問歯科診療を実施しています。施設向けの口腔ケア研修や講演のご依頼も随時受け付けておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。

医療法人社団マハロ会理事長でアンチエイジングの専門医として東京、千葉、埼玉に大規模歯科クリニックを5医院運営、法人理念は「予防歯科を通じて国民の健康と幸福に寄与する」ことをスローガンとし「歯を健康にしてアンチエイジングを手に入れる方法「歯科革命3.0」など予防に関する書籍を執筆、現在は一般社団法人日中友好予防歯科協会理事長として中国での予防歯科の普及にも尽力している。