歯の健康とアンチエイジングは密接に関係しています。

現在、第23回日本抗加齢医学会に参加していますが歯の健康とアンチエイジングは密接に関係しています。

歯が丈夫であるという事は健康の基本であることは言うまでもありません。なんでも噛めて1日3度の食事を美味しくいただけることは他の何にも変えがたい人生の喜びです。歯を失うと食べたくても食べられないものが増えてきて食べる喜びが失われるだけでなく栄養に偏りができてビタミン、タンパク質よりも炭水化物系のものが多く摂取されるようになり身体にも悪影響が出てきます。また歯がない方は歯がある方に比べて認知症や循環器系など様々な疾患にかかる確率が上がることも最近の調査でわかってきています。このように歯の健康と身体の健康には高い相関性があるのです。

加えて見た目のアンチエイジングにも大きく影響してきます。高齢者で歯のない方は噛み合わせの高さが失われ顔がクシャッとつぶれ口の周りに張りがなくなりシワだらけという状態になります。歯の健康は一朝一夕に成しえるものではありません。若いうちから定期的に歯科医院に通う習慣をつけメンテナンスを継続して一生自分の歯で噛める幸せを享受しましょう。

医療法人社団マハロ会理事長でアンチエイジングの専門医として東京、千葉、埼玉に大規模歯科クリニックを5医院運営、法人理念は「予防歯科を通じて国民の健康と幸福に寄与する」ことをスローガンとし「歯を健康にしてアンチエイジングを手に入れる方法「歯科革命3.0」など予防に関する書籍を執筆、現在は一般社団法人日中友好予防歯科協会理事長として中国での予防歯科の普及にも尽力している。