寝起きの口の中は細菌だらけ?朝の口腔環境と正しいケア方法

朝起きたとき、口の中がネバネバ・臭うのはなぜ?

「朝起きると口の中が気持ち悪い」「口臭が強い気がする」

そんな経験はありませんか?

実は、寝起きの口の中は細菌がとても増えやすい状態になっています。

睡眠中に細菌が増える理由

私たちの口の中には、もともと数百種類以上の細菌が存在しています。

通常は唾液の自浄作用によって洗い流されていますが、睡眠中は唾液の分泌量が大きく減少します。

その結果、

細菌が増殖しやすくなる プラーク(歯垢)がたまりやすい 口臭の原因物質が作られる

といった状態になり、朝の口腔内は1日の中でも最も不潔になりやすいのです。

寝起きの細菌、体に影響はあるの?

増えた口腔内細菌をそのまま飲み込むことで、

口臭の悪化 むし歯・歯周病のリスク増加 誤嚥性肺炎(特に高齢者)

などの原因になることもあります。

だからこそ、朝一番の口腔ケアはとても重要です。

朝の正しい口腔ケア方法

① 起きたらまず「うがい」

朝食前に、まずは水または洗口液で軽くうがいをしましょう。

これだけでも、増えた細菌をある程度洗い流すことができます。

② 朝食前 or 後の歯みがきは?

おすすめは 朝食後の歯みがき です。

食事による汚れや細菌のエサをしっかり落とすことができます。

ただし、口臭やネバつきが強い方は

起床後に軽く歯みがき+朝食後にもう一度 もOKです。

③ 舌のケアも忘れずに

舌の表面に付着する「舌苔(ぜったい)」も口臭の原因になります。

週に2〜3回程度、専用の舌ブラシでやさしく行いましょう。

※やりすぎは逆効果なので注意

こんな症状があれば歯科医院へ

朝の口臭がなかなか改善しない 歯ぐきから血が出る 口のネバつきが1日中続く

これらは歯周病や唾液量低下のサインかもしれません。

越谷市でお口の健康相談なら

埼玉県越谷市の かみむら歯科・矯正歯科クリニック では、

むし歯・歯周病治療はもちろん、口臭やセルフケア方法のアドバイスも丁寧に行っています。

「朝の口の不快感が気になる」

「正しい歯みがき方法を知りたい」

そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。

執筆者:上村 英之(Hideyuki Kamimura)
医療法人社団マハロ会 理事長 / 日本抗加齢医学会 専門医

歯科医師として「予防歯科を通じた全身の健康と幸福」を追求し、東京・千葉・埼玉に5つの大規模歯科医院を展開。
日本抗加齢医学会専門医をはじめ、日本アンチエイジング歯科学会認定医、日本禁煙学会認定指導医、日本口臭学会認定医など、予防・未病改善に関する数多くの専門資格を保持する。 一口腔単位の治療にとどまらず、ドライマウスや口臭外来、生活習慣改善までを網羅する包括的歯科医療を実践。
著書に『歯を健康にしてアンチエイジングを手に入れる方法』、『歯科革命3.0』があり、歯科医療と長寿社会の融合を提唱。現在は一般社団法人日中友好予防歯科協会 理事長として、アジア圏における予防医学の普及と歯科医療のDX化を牽引している。