口内炎ができやすいひとの為の対処法

たかが口内炎、しかし一旦できてしまうと刺激物が少し患部にあたっただけで飛び上がるような痛みを感じ食事も満足にとれなくなることがあります。今回はそんな口内炎ができやすい人の為の対処法について考えてみたいと思います。そもそも口内炎ができる原因とは放置された虫歯や口内環境の悪化、生活習慣が乱れ過度な飲酒や喫煙、寝不足、疲れなどによる免疫力の低下、精神的なストレスが原因となることが多いのでまずは虫歯の治療をしっかり行い口内環境を整え日頃の生活習慣を見直し毎日十分な睡眠を取り、日頃の体調を整えることが大切です。

また栄養の偏りが原因になることも多く特にビタミンB群、そのなかでもビタミンB2とビタミンB6の不足は口内炎の悪化、治癒の妨げとなることがあります。具体的にはビタミンB2はレバーや卵、豆類、ビタミンB6は魚介類や肉類、豆類などに含まれているので積極的に摂取するようにしましょう。サプリなどで補給するのも良いでしょう。

いずれにしてもたんぱく質やそのほかのビタミンやミネラルなど栄養バランスのよい食事をしっかり取ることをおすすめします。

通常、口内炎は1〜2週間で自然に治癒しますが痛みが強い場合は軟膏や貼り薬を使ったりレーザーで治療する場合もあります。歯科医院で処方される口内炎用のお薬は唾液などでも採れにくいものを採用しているのでおすすめです。

2週間以上経っても口内炎が治らないという場合は他の疾患の可能性が疑われるため必ず病院で受診してください。

執筆者:上村 英之(Hideyuki Kamimura)
医療法人社団マハロ会 理事長 / 日本抗加齢医学会 専門医

歯科医師として「予防歯科を通じた全身の健康と幸福」を追求し、東京・千葉・埼玉に5つの大規模歯科医院を展開。
日本抗加齢医学会専門医をはじめ、日本アンチエイジング歯科学会認定医、日本禁煙学会認定指導医、日本口臭学会認定医など、予防・未病改善に関する数多くの専門資格を保持する。 一口腔単位の治療にとどまらず、ドライマウスや口臭外来、生活習慣改善までを網羅する包括的歯科医療を実践。
著書に『歯を健康にしてアンチエイジングを手に入れる方法』、『歯科革命3.0』があり、歯科医療と長寿社会の融合を提唱。現在は一般社団法人日中友好予防歯科協会 理事長として、アジア圏における予防医学の普及と歯科医療のDX化を牽引している。