インプラント治療後に起こり得る事と注意点

インプラント手術をした直後に起こり得る事象としては外科手術を伴うので歯肉が一時的に腫れることがありますが次第に腫れは引きますので心配はいりません。 また内出血が起きて顔の一部が紫色になることも稀にありますがこのような場合も次第に紫色から黄色になり元通りの肌色に1週間程度で戻りますので心配はいりません。心配な場合は担当医にご連絡ください。

インプラント治療後の注意点としてはインプラントは感染し易いという欠点があります。したがって、患者さん自身による毎日の口腔清掃が極めて重要です。 さらに、治療後の良好な状態を長期間維持させるためには、定期的な歯医者さんでのメインテナンスが欠かせません。 インプラント治療後に起きるインプラント周囲炎などの問題を未然に防止し、問題が起きても早期に解決するためには、歯科医院での定期的な管理とメインテナンスが重要であることをご理解ください。

患者さん自身による口腔清掃が十分でない場合、あるいは定期的なメインテナンスがおこなわれない場合、問題が起きる可能性が高くなりますのでせっかく入れたインプラントを長く持たせるためにも管理とメンテナンスをしっかりしていきましょう。

執筆者:上村 英之(Hideyuki Kamimura)
医療法人社団マハロ会 理事長 / 日本抗加齢医学会 専門医

歯科医師として「予防歯科を通じた全身の健康と幸福」を追求し、東京・千葉・埼玉に5つの大規模歯科医院を展開。
日本抗加齢医学会専門医をはじめ、日本アンチエイジング歯科学会認定医、日本禁煙学会認定指導医、日本口臭学会認定医など、予防・未病改善に関する数多くの専門資格を保持する。 一口腔単位の治療にとどまらず、ドライマウスや口臭外来、生活習慣改善までを網羅する包括的歯科医療を実践。
著書に『歯を健康にしてアンチエイジングを手に入れる方法』、『歯科革命3.0』があり、歯科医療と長寿社会の融合を提唱。現在は一般社団法人日中友好予防歯科協会 理事長として、アジア圏における予防医学の普及と歯科医療のDX化を牽引している。