【医療法人社団マハロ会が発声支援装置「ボイスレトリーバー」導入へ|喉頭摘出後の患者様のQOL向上を支援】

医療法人マハロ会(本部:埼玉県越谷市)は、喉頭摘出により声を失った患者様に向けた新しい発声支援装置「ボイスレトリーバー」の導入に向けて、本格的な取り組みを開始いたしました。

2025年6月13日、東京科学大学(東京医科歯科大学 )摂食・嚥下リハビリテーション学科で開発者の山田先生や当院で勤務していただいている柳田先生とともに、ボイスレトリーバーの構造や臨床的有用性に関する説明を受け、今後の活用に向けた協議を行いました。

ボイスレトリーバーは、咽頭癌・喉頭癌の手術で喉頭を摘出された方に、マウスピースを介して再び声を届ける革新的な装置です。従来の電動式人工喉頭に比べて、より自然な発声が可能で、QOL(生活の質)の向上に大きく貢献すると期待されています。

この装置は歯科医師・歯科技工士の精密な対応が不可欠であり、マハロ会では医科との密な連携のもと、歯科から支えるリハビリテーション支援を強化してまいります。

埼玉県越谷市・八潮市を中心としたマハロ会の各歯科クリニックでは、摂食嚥下障害や口腔リハビリの対応実績も豊富です。

今後は、声を失った方の「もう一度話したい」という想いに応える医療連携拠点としても地域医療に貢献していきます。

医療法人社団マハロ会理事長でアンチエイジングの専門医として東京、千葉、埼玉に大規模歯科クリニックを5医院運営、法人理念は「予防歯科を通じて国民の健康と幸福に寄与する」ことをスローガンとし「歯を健康にしてアンチエイジングを手に入れる方法「歯科革命3.0」など予防に関する書籍を執筆、現在は一般社団法人日中友好予防歯科協会理事長として中国での予防歯科の普及にも尽力している。