第18回日本禁煙学会学術総会米子大会に参加してまいりました。

第18回日本禁煙学会学術総会米子大会が2024年11月16日(土)および17日(日)に鳥取県米子市の米子コンベンションセンター(Big Ship)で開催され、参加してまいりました。

今回の学術総会のテーマは「受動喫煙のない日本へ」。受動喫煙ゼロの実現に向けて議論が交わされましたが、その究極の形は喫煙者ゼロを目指すことにあると言えます。しかし、現実には難しい課題も多く、日本国内では喫煙場所の縮小に対する激しい反発が見られるのが現状です。一方で、世界では特定の世代から喫煙者ゼロを目指す急進的な政策を打ち出す国も登場しており、大きな変革が進行しています。

「百害あって一利なし」と言われる喫煙は、自ら望まないにもかかわらず健康を害する受動喫煙の大きな要因となっています。特に、口腔の健康面では喫煙が虫歯や歯周病を悪化させることが分かっており、禁煙指導を通じてこれらのリスクを減少させる必要性を改めて感じました。

受動喫煙をなくし、すべての人が健康に暮らせる社会の実現に向けて、歯科医療の現場からもできることを積極的に進めてまいります。

医療法人社団マハロ会理事長でアンチエイジングの専門医として東京、千葉、埼玉に大規模歯科クリニックを5医院運営、法人理念は「予防歯科を通じて国民の健康と幸福に寄与する」ことをスローガンとし「歯を健康にしてアンチエイジングを手に入れる方法「歯科革命3.0」など予防に関する書籍を執筆、現在は一般社団法人日中友好予防歯科協会理事長として中国での予防歯科の普及にも尽力している。