飴やタブレット、のど飴の落とし穴―実は虫歯の原因に?

喉がイガイガする時や、口の乾きを感じた時に便利なのが「飴」や「のど飴」、「タブレット」ですよね。

しかし、これらを日常的に口にしていると、知らないうちに虫歯のリスクを高めている可能性があることをご存じですか?

🍬 飴やのど飴が虫歯になりやすい理由

飴やのど飴には多くの場合、砂糖や水飴が含まれています。

これらの糖分は、虫歯菌(ミュータンス菌)の大好物。

口の中で飴を長時間なめ続けることで、糖分が長く歯の表面にとどまり、酸が発生して歯の表面(エナメル質)を溶かしてしまうのです。

また、「のど飴だから大丈夫」と思っていても、多くののど飴にも砂糖が含まれている場合があります。

砂糖不使用と書かれていない限り、虫歯リスクがあると考えましょう。

🍋 シュガーレスタイプなら安心?

「シュガーレス」と書かれた飴やタブレットなら比較的安心ですが、食べ過ぎると別のリスクもあります。

キシリトールやソルビトールなどの糖アルコールが多く含まれていると、お腹がゆるくなることもあります。

また、シュガーレスであっても、口の中に長く残ると酸性環境が続くことがあるため、ほどほどが大切です。

🦷 虫歯を防ぐためのポイント

飴やタブレットは時間を決めて短時間で 寝る前や食後すぐに舐めるのは避ける 「シュガーレス」「キシリトール配合」のものを選ぶ 水やお茶で口の中を軽くすすぐ 定期的に歯科検診を受ける

これらを意識するだけでも、虫歯のリスクを大きく減らすことができます。

🏥 まとめ:ちょっとした習慣で歯を守ろう

飴やタブレットは便利ですが、日常的に続けると虫歯の原因になることがあります。

「毎日なにげなく舐めている」という方は、今日から少しだけ意識を変えてみましょう。

**埼玉県越谷市にある「かみむら歯科・矯正歯科クリニック」**では、虫歯予防や食生活のアドバイス、定期検診などを通して、地域の皆さまのお口の健康をサポートしています。

気になることがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。

医療法人社団マハロ会理事長でアンチエイジングの専門医として東京、千葉、埼玉に大規模歯科クリニックを5医院運営、法人理念は「予防歯科を通じて国民の健康と幸福に寄与する」ことをスローガンとし「歯を健康にしてアンチエイジングを手に入れる方法「歯科革命3.0」など予防に関する書籍を執筆、現在は一般社団法人日中友好予防歯科協会理事長として中国での予防歯科の普及にも尽力している。