熱中症とお口の乾きの意外な関係とは?

夏になると「熱中症に注意しましょう」とよく耳にしますよね。
実はこの熱中症、歯科の観点からも注意が必要なのをご存知ですか?

今回は、埼玉県越谷市にある かみむら歯科・矯正歯科クリニックが、「熱中症とお口の乾き(ドライマウス)」の意外な関係について、わかりやすくご説明いたします。

■ 熱中症と「お口の乾き」の深い関係

熱中症は、体内の水分や塩分が不足し、体温調整がうまくいかなくなる状態です。その結果、汗だけでなく唾液の分泌も減少します。

唾液の量が減ると、「お口がネバネバする」「話しづらい」「食べ物が飲み込みにくい」「口臭が気になる」などの不快症状が現れます。これが、いわゆる「ドライマウス(口腔乾燥症)」です。

特に高齢の方や、糖尿病・高血圧などの持病がある方、お薬を飲んでいる方は要注意。もともと唾液の分泌が少ないところに、夏の脱水が重なると、症状が悪化しやすくなります。

■ ドライマウスがもたらす口腔内のリスク

お口が乾いた状態が続くと、以下のようなリスクが高まります:

虫歯や歯周病になりやすくなる
口臭が強くなる
舌や粘膜がヒリヒリする
入れ歯が合わなくなる
飲み込みづらさ・誤嚥の原因になることも
当院では、越谷市にお住まいの皆さまがこうした症状で悩まれないよう、早期の予防とケアを大切にしています。

医療法人社団マハロ会理事長でアンチエイジングの専門医として東京、千葉、埼玉に大規模歯科クリニックを5医院運営、法人理念は「予防歯科を通じて国民の健康と幸福に寄与する」ことをスローガンとし「歯を健康にしてアンチエイジングを手に入れる方法「歯科革命3.0」など予防に関する書籍を執筆、現在は一般社団法人日中友好予防歯科協会理事長として中国での予防歯科の普及にも尽力している。