歯と食事とは

食事の役割は単なる栄養摂取ではなく、コミュニケーションの場であり、生活の楽しいひと時です。何歳になっても食事の楽しみを失いたくはありませんよね。そのために、今からの予防がとても大切なのです。

◆歯が何本あれば、美味しく食べられる?◆
♢20本以上・・・大抵のものは美味しく食べられます
(肉なら・・手羽先や焼き肉も)(寿司なら・・貝・タコ・イカも)(野菜なら・・フレッシュサラダ)

♢19~7本・・・繊維質なもの、硬いもの、弾力があるもの、ご飯粒など細かいもの食べにくくなります。レタスなど薄いものなどが噛み切れなくなります。
(肉なら・・ハンバーグ)(寿司なら・・玉子・納豆)(野菜なら・・アボガド、トマト)

♢6本以下・・・噛むことはほぼできません。ドロっとしたもの、歯茎で潰せる柔らかいものに限られます。
(ヨーグルト、おかゆ、おひたし)

◆定期的な”プロフェッショナルケア”で歯を守る◆
歯を失う原因は「老化」のせいではなく”むし歯”と歯周病”です。ホームケアだけでなく定期的に歯科医院でプロフェッショナルケアを受けることで、リスクを大幅に軽減し、生涯多くの歯を維持できます。

医療法人社団マハロ会理事長でアンチエイジングの専門医として東京、千葉、埼玉に大規模歯科クリニックを5医院運営、法人理念は「予防歯科を通じて国民の健康と幸福に寄与する」ことをスローガンとし「歯を健康にしてアンチエイジングを手に入れる方法「歯科革命3.0」など予防に関する書籍を執筆、現在は一般社団法人日中友好予防歯科協会理事長として中国での予防歯科の普及にも尽力している。