子どもの歯ブラシ中の喉つき事故に注意

消費者庁は子どもの歯ブラシ中の喉つき事故に関する注意喚起をしています。医療機関から寄せられた事故情報として6歳以下の子どもが 歯磨き中に歯ブラシをくわえたまま転倒して喉を突き、口の中に刺さってけ がをしたなどの情報が平成 28 年4月から令和3年3月末までに 120 件寄せ られており年齢別では、1歳児が最も多い 48 件、次いで2歳児が 32 件、3歳児が 23 件という内訳でした。けがをした要因としては、歯ブラシをくわえたまま歩くなどして転倒したことが最も多くなっています。

事故を防止するためには以下のことに注意しながら安全に歯磨きをしましょう。

①子どもが、歯ブラシを口に入れたまま歩き回ると、 転倒してけがをする危険があるので歯磨き中は、保護者がそばで見守り、床に座らせて歯磨きをさせましょう。

②転落するおそれのある 不安定な場所での歯磨きは避けましょう。

③転倒しないよう子どもの周囲には、転倒する原 因になりやすい、クッション、布団、コードといっ た物を置かないようにしましょう。

④子どもが自分で行う歯ブラシは、喉突き防止対 策を施したものを選び、保護者が仕上 げ磨きをする歯ブラシと使い分けを しましょう。

(消費者庁ホームページより一部抜粋)

医療法人社団マハロ会理事長でアンチエイジングの専門医として東京、千葉、埼玉に大規模歯科クリニックを5医院運営、法人理念は「予防歯科を通じて国民の健康と幸福に寄与する」ことをスローガンとし「歯を健康にしてアンチエイジングを手に入れる方法「歯科革命3.0」など予防に関する書籍を執筆、現在は一般社団法人日中友好予防歯科協会理事長として中国での予防歯科の普及にも尽力している。