噛み合わせって実は結構大事なんです。

噛む力は最大60kg前後。食事以外にも、バランスを保ったりパワーを発揮したりと、
歯は力が集中する部分です。そのため、噛み合わせは健康と密接に関わっているといわれています。
 
 
 
 
 
噛み合わせが悪いと起こりやすいトラブルとは??
 
【むし歯や歯周病になりやすい】・・・汚れが溜まりやすく、むし歯になりやすい。また、力が集中し
                    揺さぶられて歯周病が進行しやすい。
 
 
 
 
【よい歯科治療ができないことも】・・・不安定な土台に家を建てるようなもの。場合によっては、
                     被せものや入れ歯の寿命を縮めてしまうことも。 
 
 
 
 
【頭痛や肩こり】・・・口のまわりの筋肉は、首や肩、こめかみにつながっているため、
            血行が悪くなり頭痛や肩こりを起こしやすい。
 
 
 
 
【顎関節症】・・・噛み合わせの不調は顎の関節に負担をかけやすい。また、逆に顎関節症が噛み合わせを
          悪化させることも。
 
 
 
 
【全身の痛み・不調】・・・背骨や骨盤に負担がかかることで、首や背中、腰など全身にも不調が起こりやすい。

 
 
 
割り箸をくわえて、鏡を見てみましょう。どちらかに傾いていたり、
鏡に向かって笑って、上下の前歯の中心線が一致していない場合ゆがんでいる可能性が高いです!
 
 
 
 
 
 
噛み合わせを悪くする原因は??
1・頬杖をつく・足を組む
2・片方ばかりで噛む
3・うつ伏せ寝
4・はぎしり・食いしばり
5・歯周病
6・歯科治療部分のズレ(長期間の未調整や割れ、欠け、放置)など
 
 
 
噛み合わせに気になる点がある場合、多くの場合はまず経過観察しながら、患者さんと一緒に対処法を考えます。
デンタルケアや注意点など、かかりつけの先生に詳しく聞いてみると良いでしょう。
 
 
 
 
 
 
 

          

医療法人社団マハロ会理事長でアンチエイジングの専門医として東京、千葉、埼玉に大規模歯科クリニックを5医院運営、法人理念は「予防歯科を通じて国民の健康と幸福に寄与する」ことをスローガンとし「歯を健康にしてアンチエイジングを手に入れる方法「歯科革命3.0」など予防に関する書籍を執筆、現在は一般社団法人日中友好予防歯科協会理事長として中国での予防歯科の普及にも尽力している。