八重歯とその原因

八重歯とは犬歯が両隣の歯より前に出て生えている状態をいいますが原因はいくつかあります。その原因をひとつずつ見ていきましょう。

・歯の大きさが大きいため並びきらない

・あごが小さくて犬歯が生えるスペースが不足

・最後に犬歯が生えてくる時にスペースがなかった

などが主な原因です。

日本人は比較的あごが小さい方が多く、八重歯は比較的多い不正咬合とされています。

あごの大きさは遺伝的な部分もありますが、幼少期にしっかり噛む習慣がなかったりインスタント食品の普及などで食が欧米化していることもあり、やわらかい食品が多く出まわって、あごが充分に発達しない方も増えてきたことが顎が小さい原因となっています。

八重歯は見た目だけの問題ではなく虫歯や歯周病のリスクがあがるなどのさまざまなリスクが考えられるため早めの対処が必要です。

医療法人社団マハロ会理事長でアンチエイジングの専門医として東京、千葉、埼玉に大規模歯科クリニックを5医院運営、法人理念は「予防歯科を通じて国民の健康と幸福に寄与する」ことをスローガンとし「歯を健康にしてアンチエイジングを手に入れる方法「歯科革命3.0」など予防に関する書籍を執筆、現在は一般社団法人日中友好予防歯科協会理事長として中国での予防歯科の普及にも尽力している。