キシリトールはむし歯予防に良い!?

噛み続けるといいことたくさん!!
キシリトールはなんでいいのか、その理由についてお話したいと思います。
 
 
 
【唾液の分泌を促進する】
   キシリトールガムは砂糖と同じ甘さがあるため、噛むと唾液の分泌が促進されます。
   唾液はお口の中のお掃除をします。また、唾液にはむし歯の原因となる「酸」を中和し
   再石灰化を促す作用もあります。
※再石灰化とは・・・歯の表層から失われたカルシウムが、唾液により再び補われる現象
 
 
 
【むし歯の原因となる酸をつくらせない】
   むし歯菌は甘いものが大好き。糖を食べて「酸」を作ります。
   しかしキシリトールの甘みはむし歯菌のごはんにはならないため「酸」を作り出すことはできません。
   そのためむし歯にならないのです。
   ごはんがないむし歯菌は弱くなり、次第に数も減っていきます。
 
 
 
つまり、キシリトールはお口の中のむし歯菌の増殖を抑え、むし歯菌ができにくい環境をつくります!!
  
 
 
 
 
 

 
 
Q・いつ摂取するのがいいの?
   一度にたくさん摂るより、毎日続けて摂りましょう。
   食後はもちろん、だ液の量を増やしたい人は食前の摂取もおすすめ。
 
 
 
Q・噛み方のポイントは?
   ガムを噛み始めて最初に出てくるだ液にはキシリトール成分が多く含まれています。
   すぐに飲み込まず、お口の中にいきわたらせるように意識すると効果的です。
 
 
 
むし歯になりやすい人、だ液の少ない人、ストレスの多い人、こんな人はぜひ活用してほしいです!!
毎日の歯磨きと合わせて活用しましょう。
 
 
 
 

医療法人社団マハロ会理事長でアンチエイジングの専門医として東京、千葉、埼玉に大規模歯科クリニックを5医院運営、法人理念は「予防歯科を通じて国民の健康と幸福に寄与する」ことをスローガンとし「歯を健康にしてアンチエイジングを手に入れる方法「歯科革命3.0」など予防に関する書籍を執筆、現在は一般社団法人日中友好予防歯科協会理事長として中国での予防歯科の普及にも尽力している。