インプラントの天敵、インプラント周囲炎とは

インプラントの天敵、インプラント周囲炎とは、インプラントの歯周病とも言える病態でインプラント周辺の組織が歯周病菌に感染し周りの骨が吸収することで歯と同様、インプラントが抜け落ちる原因になるとても怖い病気なのです。

しかもインプラントは天然歯に比べ炎症への抵抗力が弱いため、一度感染を引き起こすと骨吸収が急速に進行し気が付いたときには重症化しているというケースも多いため、日頃の歯ブラシでの感染予防や過度な飲酒やタバコなどの不良な生活習慣の改善、糖尿病の治療、歯科医院にて定期的な検診と予防処置をうけるなどをしっかり行うことがせっかく入れたインプラントを長持ちさせる上で重要なこととなります。

インプラント周囲炎の一番の原因は歯周病と同様、歯磨きが不十分なことによりプラークや歯石がインプラント周囲に沈着し歯周病菌が繁殖することによって引き起こされます。よっておうちでのブラッシングだけでなく、定期的に歯科医院でのプロフェショナルケアによってお口の衛生管理を徹底し歯周病を安定的に保つことが重要です。

ですからインプラントに適さない方としては重度の歯周病がある方、コントロールされていない糖尿病の患者さん、喫煙などの不良な生活習慣がある方、歯磨きをあまりしない方、定期的に歯科医院にご来院いただけない方はインプラントをおすすめすることはできません。せっかく高い費用をかけて入れたインプラントですから出来るだけ長持ちさせたい気持ちは我々歯科医師も同じです。インプラントを長持ちさせるには患者さんと歯科医師が二人三脚でメンテナンスしていくことが重要なのです。

医療法人社団マハロ会理事長でアンチエイジングの専門医として東京、千葉、埼玉に大規模歯科クリニックを5医院運営、法人理念は「予防歯科を通じて国民の健康と幸福に寄与する」ことをスローガンとし「歯を健康にしてアンチエイジングを手に入れる方法「歯科革命3.0」など予防に関する書籍を執筆、現在は一般社団法人日中友好予防歯科協会理事長として中国での予防歯科の普及にも尽力している。